とり鉄本部の小田中です!
皆さん、とり鉄のスタッフ向けブログ「 鉄っ子の部屋 」はご存知ですか?
今から6年以上前、当時の本部メンバーが中心となり、
ほんの少しでも現場で働くスタッフの皆さんの「気づき」や「元気が出るきっかけ」
になればという想いで3年にわたり記事を投稿しておりました。
現在は公式ホームページのリニューアルなどもあり、
鉄っ子の部屋 の更新は止まっていますが、
過去の記事を見返してみるととても良い記事がたくさんあるので、
今後少しずつとり鉄探訪ブログに転載していくことにしました!
内輪ネタも多々あると思いますが、
宜しければ 鉄っ子の部屋 カテゴリの記事も見に来て下さいね!
ということで、
記事転載第一稿はこちら
↓↓↓↓
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投稿日 : 2010年12月04日
心に響く話
テーマ:ちょっといい話
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直営店MGRの今後です。
小さい時から本を読むのが好きなのですが、
偏ることなくバランス良く読むのを心掛けています。
と言う事で本日は、
実務という感じでは無く最近見て心に響いた文章を紹介させて頂きます。
※少し長いですが、ぜひお読み下さい!!
ある所に一本のりんごの木がありました
かわいい坊やと仲良しでした
坊やは毎日のように木と遊びました
坊やはりんごの木が大好きで、りんごの木もとても嬉しかった
毎日が本当に楽しかった
時は経ち、坊やは成長して大人になっていき、
次第にりんごの木に会いに来なくなりました
りんごの木は毎日を一人で過ごすようになりました
そんなある日、大きくなった坊やが
久しぶりにりんごの木のところへやってきました
りんごの木が昔のように「遊んでおいき」と言うと
坊やは言います
「お金が欲しいんだ。 おこづかいをくれるかい。」
お金を持っていないりんごの木は
りんごの実を与えることにしました
坊やのために喜んでその実をあげました
大きくなった坊やは、りんごの実を全て取り払い
お金に換えました
りんごの木はとても嬉しかった
それから時が経ち、坊やが青年となり
またやってきました
りんごの木は昔のように「遊んでおいき」と言いますが
坊やは言います
「家が欲しいんだ。家をくれるかい。」
りんごの木は悩んだ結果、自分の枝を与えることにしました
自分の枝を与えることで家を建てるように
伝えたのです
青年になった坊やは、枝を全て取りはらい
家を建てるためにもっていってしまいました
りんごの木は枝がなくなってしまいましたが
それでも嬉しかった
時がたち、年老いた坊やが久しぶりにやってきました
りんごの木は昔のように「遊んでおいき」と言いますが
年老いた坊やは言います
「いまは船が欲しいんだ。船をくれるかい。」
りんごは考えました
ついにりんごの木はその幹を与え
切り株になることを考えました
りんごの木は、年老いた坊やが喜ぶ姿が
見れるだけで嬉しかった
年老いた坊やは、船を作る為にりんごの木を切り倒し
船を作る為に持っていってしまいました
りんごの木は、切り株になってしまいました
それでもりんごの木は嬉しかった。
それから何年経ったでしょうか
年老いた坊やがまたやってきました
このときは坊やが先に言いました
「わたしはもう疲れた。欲しいものは何もないよ。」
切り株になったりんごの木は、
背筋を伸ばし言いました
「わたしの切り株に座りなさい」
年老いた坊やが腰をかけました
りんごの木は嬉しかった
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