初めまして
とり鉄の小笠原と申します
私の初探訪は、、、とり鉄の想いからスタートです!
私は、とり鉄が産声を上げたときから業態に関わってきまして、今までも全国のとり鉄に行ってきました。でもこの探訪を記するにあたり、これからの探訪ネタを考えていました
これからとり鉄を改めて探訪するにあたり、考えたのは、とり鉄の創業時の想いです。とり鉄は現在全国でとり鉄以外の業態も含め65店舗を展開しています
私は、当時の出店ラッシュ時にはオープン担当として全国を駆け巡ってました。。。そして、フランチャイズ展開をしておりますため、それぞれの加盟企業様のお店に対する【想い】を体感してきました
事業に対する想い・・・・
店長や従業員に対する想い・・・
お店の誕生には様々な想いが重なって創り上げられていました。
もちろん、創業した我々も同じく、様々な想いがありました、、、
当時
【まず「想い」がある。そこに人が集まる。逆に「想い」以外には何も無い。くらいのところからスタートしたからね。とにかく「想い」が先ですよ。この会社は。。】
良く上司に言われ続けた(耳タコ)言葉です。。
さっきから3つもとり鉄のロゴを差し込んでますが、、、
ここにとり鉄の想いが詰まっています
とり鉄のロゴには、鉄の漢字の横に赤い○がありますね
それは【火種】です!
そう、火種。。これはあるエピソードから、創業時に頂いた言葉からの由来です。そこには数多くの、そして、とり鉄に関わる全ての人々の想いが詰まっています
そのエピソードとは、江戸時代、米沢藩の藩主に指名された「上杉 鷹山」という方のお話です。歴史の教科書とかには全然出てこないので、名前を聞く機会は少ないですね・・しかし、このお方、日本有数の政治家です。皆さんご存じのJFケネディ大統領、ビル・クリントン大統領など、尊敬する政治家はだれですか?の質問に、「YOZAN UESUGI」って答えるほど有名な方です。
~~~米沢藩の藩主になった鷹山は、実際の現実を見て愕然とします。ろくに仕事もせずに、やる気のない農民・・賄賂ばかり送る悪徳代官・・・そして極めつけは回復不可能なほどの財政赤字・・
その時の鷹山のお話です。
私(鷹山)はそこで、深い絶望感に襲われ、灰を暫く見つめていた・・やがて私は煙缶を取って灰の中をかき回してみた。すると、小さな火の残りが見つかった。その火の残りを見つめているうちに、私は、これだ、と思った。これだと言うのは、この残った火が『火種』になるだろうと思ったからだ。そして、『火種』は新しい火をおこす。その新しい火はさらに火をおこす。その繰り返しがこの国でも出来ないだろうか?そう思ったのだ。そしてその火種は誰であろう、まず私とおまえたちだと気が付いたのだ・・
・・・おまえたち(家来)は火種になる・・そして多くの新しい炭に火をつける。新しい炭と言うのは、藩士であり、藩民のことだ。それらの中には濡れている炭もあろう。湿っている炭もあるだろう。火のつくのを待ちかねている炭もあるだろう。一様ではあるまい。ましてや、私の改革に反対する炭も沢山あろう。そういう炭たちは、いくら火吹竹で吹いても恐らく火はつくまい。
しかし、その中にも、きっとひとつやふたつ、火がついてくれる炭があろう。私は今、それを信ずる以外に無いのだ。その為にはまず、お前達が火種になってくれ。そしてお前達の胸に燃えているその火を、どうか心ある藩士の胸に移してほしい。
城に着いてからそれぞれ持ち場に散っていくであろう。その持ち場持ち場で、待っている藩士たちの胸に火をつけて欲しい。その火がきっと改革の火を大きく燃え立たせるであろう。私はそう思って、今、駕籠の中で一生懸命この小さな火を大きな新しい炭に吹き付けていたのだ。
そうして鷹山は米沢藩を劇的に改革して行ったのです。。今で言う理想のリーダーですね。
彼が奨励した産業政策では、武士たちが進んで鍬を握り、土を耕した。
現在改革するに必要と言われている「意識改革」と「自分に潜在する新しい能力の開発」を藩士の一人一人が行い始めたということだそうです。
長くなりましたが、これがとり鉄のロゴの【火種】に関するエピソードです
このような【想い】をそれぞれのとり鉄が受け継いで現在毎日お店で営業しております
そこには、様々な「想い」があります
お店を造ってくれた建創関係の方々への【想い】
お店を立ち上げた大変だった時に一緒に頑張ってくれたスタッフに対する【想い】
養鶏場で鳥を育ててくれている方々への【想い】
食材を加工したり、お店まで運んでくれている方々への【想い】
いま、一緒に成長をしてくれているスタッフへの【想い】
とり鉄という業態を「やろう」と決めてくれたオーナー様に対する【想い】
従業員が夢や目標に向かって努力しようと思ってくれる【場】に対する【想い】
ご来店さお客様が「明日への活力を得る場」に対する【想い】
成長した、昔の従業員に胸を張って逢おう、という【想い】
様々な【想い】がある場所がとり鉄です
これからの探訪は、それぞれのお店の【想い】を探って、改めてお店に行ってみようと【想い】ます!!
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